静岡の畜産ひろば
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平成22年度冨士地域酪農連絡協議会講演会の結果
平成22年12月13日(月)
富士宮市 休暇村「冨士」
静岡県内の生乳生産量の約40%を占める冨士地域の酪農家が組織する冨士地域酪農連絡協議会主催の講演会が開催され、生産者と関係機関及び団体87名が出席し、現在の酪農情勢と乳質改善対策の講演会が開催された。
冨士地域は、静岡県内の生乳生産の約40%を生産する地域であり、畜産基地建設事業で、当地域を再整備した地域であり、大型の酪農家が育っているが、10年前の平成12年は115戸あった農家が85戸に減少するなど、生産基盤が弱体化し始めてきている。今後の地域を維持する上でも、関係機関や団体との連携は重要で在ることから、生産者に対しての講演会と懇談会が開催された。
講演会は、静岡県経済連畜産課の大羽貴久課長代理の「最近の生乳需給をめぐる情勢等について」と題して情勢報告と乳質改善のポイントについての講演であった。
全体の懇親会では、(社)静岡県畜産協会 相山定明副会長から酪農関係事業の推進に当たってのお礼のあと、静岡県の公共牧場「天城放牧場」の指定管理者としての役割と育成状況の報告と改良関係としての県共進会も途切れることもなく開催できたことと併せ、来年に延期となった「全日本ホルスタイン共進会」への取組を開始することへの協力依頼があった。
懇談会での発言は、管総理が突然言い出したTPPに対しての懸念が大きく、このままでは、経営が存続できなくなるので、対策の確立を求める意見が多く出された有意義な懇談会となった。
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